「回復期のリハビリ」立位・移乗の訓練
まず始めは、ベッドや施術台に寝たり起きて座ったりが出来る事。
「え?座ることからなの?」と思うかもしれないが、半身麻痺の場合、感覚がないため、どうしても感覚のある方に体重を乗せがちになる。もしくは、注意されるのを意識するので、麻痺側に体重を乗せてしまうというパターンもあり、重心を身体の真ん中にするという事が、まずよく分からない。
ベッドや施術台に寝ている状態から、寝返りをして起き上がり座るという動きも麻痺がない方なら比較的楽に出来るが、麻痺がある方で起き上がるのは肩の痛みもあり、なかなか出来ないのである。
そして立ち上がる。ベッドへ、車椅子へ、施術台へ、トイレへ移乗する。
始めは看護師さんやリハビリの先生の見守りや介助の元、行う事ができる。1人でやってしまうと怒られる。でも、忙しい看護師さんをナースコールで呼ぶのは、本当に面目ない。
PTのリハビリでは、まずは重心を真ん中に、そして体重移動を右、左と何度も何度も行う。なかなか地味なリハビリが続くので、本当にこんなんで歩けるようになるのか焦ってくる。平行棒や手すりを使って歩く練習がしたいのに。
でも、感覚を入れたり、筋肉が固くならないように、歩くための作業をリハビリの先生たちは今までの成功実績を元にひたすら地道に取り組んでくれていた。
それを理解できない素人の私は、もっと歩く練習がしたいなあと内心でずっと思っていた(笑)
