お風呂から上がり、2階のリビングへ。この時はまだ普通に歩けていました。
台所で洗い物をしていると、急にめまいがして何かにつかまっていないと立っていられないようになり、ソファーベッドに横になりました。
午後9時頃
夫が夜勤に出かける為夕食を食べ終えて準備をしていました。起き上がろうとしましたが、ふらついて座ることが出来ない状態でした。
「どうした?大丈夫?」と夫が声をかけてくれましたが、「大丈夫、大丈夫」と言って、そのまま眠ってしまいました。
簡単な脳血管障害のチェック方法があります。両腕を肩の高さまで挙げ、肘を伸ばしたままキープします。マヒがある場合、マヒ側の腕が下がってしまいます。
「脳梗塞かも・・・?」と不安になり両腕を挙げてみましたが、この時はまだマヒはありませんでした。
しばらくして長男がリビングに来て、「これから友達と出掛けるね」と言いました。その時目を覚ましたのが午後10時半頃でした。 この時には明らかに左半身がマヒしており、ろれつがまわらなくなっていました
「ああ、脳梗塞だ・・・。どうしよう」脳梗塞は時間との勝負です。対応が遅れるほど、症状はどんどん悪化するのです。出掛ける準備をしている長男に「救急車を呼んで欲しい」とメールを送りました。ろれつがまわらず、口では上手く伝えられない為です。
すぐに長男が来て、救急車を呼んでくれました。
