急性期病院入院生活⑥リハビリ編

脳出血の後遺症に「半側空間無視」というのがあります。

人間の脳には左右それぞれ役割があり、

右利き者の大半が左脳で話したり聞いたり、字を書いたり読んだりしている言語機能。右脳は「空間認知」が強いそうです。そのため、右脳がダメージを受けると、左側の存在を認識しづらくなる事があります。例えば、

食事を目の前に置いても左側にあるものが認識できない、もしくは見えないなどで意識がむかないから左側の食べ物を食べないという左半側空間無視という症状が出る事があるのです。

私の場合は、「見えない」という事はありませんでした。でも、車椅子に乗って操作していると、度々、車椅子の左前部分を壁や物にぶつけてしまうのです。診断書には「注意力の欠損」と書いてありました。

車椅子に乗り初めの時に「自分で操作ができるように、どんどん練習しましょう。」とリハビリのPTの先生に言われました。「左側をぶつけやすいので、注意して下さい」と。

そして、

PTの先生 「上手くなったら、僕が免許証をあげますね。」

私は冗談と思いつつ「免許証?本当ですか(笑)。よ〰︎し頑張るぞ〰︎!!」と

やる気満々になりました。

入院してからベッドに寝ているだけだった毎日が一変し、

4階の病棟の廊下で自分の病室周辺のみなら自分一人で車椅子をこいでも良いと許可が出ました。朝、起床したら車椅子に移乗させてもらい、日中もなるべく車椅子に乗って、離床時間を増やしていきました。一気に行動範囲が広がりました。

人に車椅子を押してもらうより、自分で操作して移動できるという事が

こんなにも嬉しい事なんだと実感しました。

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