急性期病院に入院し、脳からの出血が治ったのを確認してすぐに脳神経外科の先生から、リハビリに特化している病院への転院を勧められました。市内には2、3ヶ所、リハビリ病院があり、1番有名なA病院を希望しましたが、ベッドの空きがないとのことで、空きが出るまで待つことになりました。
それまではこのS病院でリハビリを続けることになりました。
S病院のリハビリは担当制で、平日のみ。土日祝日はリハビリはありませんでした。
でもリハビリ病院は年末年始でも休みなくリハビリがあるとのこと。
リハビリの大切さを身に沁みて感じていたので、出来るだけ早く転院したいと心待ちにしていました。
S病院のリハビリのPTとOTの先生方は若いのにとても熱心で優しく
的確にリハビリを進めてくださり、少しずつですが動けるようになっていきました。
PTでは平行棒を使った歩行練習を始めました。まさか歩けるようになると思っていなかったのでかなりビックリしました。まあ、歩けると言っても2メートル位の平行棒の長さをゆーっくり先生が支えて足を前に出すという感じでした。
OTではリハビリ用のプラスチックのコップを持ち上げては移動させ、ゆっくり置くという作業を繰り返し行いましたが、握るのはなんとか出来るものの、握った手を開くという事が難しく先生が手伝ってくれました。
それでも全く動かなかった手や足が少しずつ動かせるようになっていくのが、嬉しくてたまりませんでした。
この頃には、担当の先生たちに対して尊敬信頼が強くなり、土日の休みが退屈で仕方ありませんでした。
出来るのなら、このままこの病院でリハビリが続けられればいいのにと思う反面、リハビリ専門病院のリハビリはどんな感じでやっているのか興味もあり、もっともっとリハビリをしたいという思いが強くなりました。
