急性期病院入院生活⑫ 入浴について

入院していた急性期病院でのお風呂について、私の場合ですが、半身麻痺があるので、機械浴に全介助で入れてもらうしかありません。入院してすぐの頃はオムツをしていましたし、毎朝、身体を拭いてくれていました。10日くらい経って、そろそろお風呂に入りたいと思っていたら、声がかかりました。「機械浴で入りますよ」恥ずかしいけど、まな板の上の鯉状態で、されるがままでしたが、機械浴では温かいお湯のミストが気持ちよく、恥ずかしいより気持ちいいが勝っていました。洗髪も久しぶりでさっぱりしました。

その後、機械浴が壊れてしまったという噂を耳にし、1回だけ若い看護師さんのご厚意で頭を洗ってくれたのですが、一向にお風呂の声がかからず、毎日、同室の人と、「お風呂に入りたいね」と話していました。

転院する1週間前に1番ナースステーションから遠い部屋に移り、部屋の近くに機械浴とは別に普通の家にあるようなお風呂があることを知りましたが、まだ1人で着替えることもできないので、入ることは出来ません。

あと3日で転院という日に、リハビリのPTの先生に「実は入院してから1回しかお風呂に入ってないので、転院前に入りたいんです」と話すと驚いた様子。リハビリを終えて一緒に病室に戻ると、今日の担当の若い看護師さんが丁度来て、PTの先生が事情を説明。立位は可能だから、一般浴でシャワー浴だけでも入れられないか交渉してくれ、看護師さんが「私が対応します」と言って、すぐシャワー浴の準備をしてくれました。この日、この看護師さんには実習生さんが付いており、一緒に着替えなどを手伝ってくれました。

約1ヶ月間の入院生活で、機械浴が1回、その後洗髪だけ1回、久し振りのお風呂でシャワーだけでしたが、気持ち良かった〰︎

看護師さんと実習生さんにずっと「ありがとう」と何度も言いました。

そして、転院する朝、あと1時間ほどで介護タクシーの運転手さんが病室まで迎えに来てくれることになっていました。

その前にパジャマから普段着に着替えなければならないというのに、

その日に限って、入浴の担当の方が来て、「今なら機械浴に入れますから行きましょう」と。「は?いや、もう無理ですよ、時間もないし」と断る私。

「本当にいいの?」と再度聞かれましたが、入りたくても入ってる時間がない!ナースコールを押して、「着替えたいので、手伝って欲しいんですけど」と言うと、「お風呂で人がいないから、ちょっと待ってて」と言われ、

なかなか来てくれません。この1ヶ月間、本当に我慢の連続でした。

自分では何も出来ない悔しさと情けなさ、今までお風呂に入りたくても入れずに我慢していたのに、転院する当日に入浴の誘いがあって、着替えも出来ないとは・・・。悔しくて辛くて涙が止まりません。

すると夫と長男が会計を終えて転院の用意をする為来てくれ、やっと看護師さんが来て、着替えを手伝ってくれましたが、それでも涙が止まりませんでした。

この急性期病院の1ヶ月間の入院は、本当に最悪でしたが、リハビリの先生方には、本当にお世話になり、感謝しかありません。

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